流し目のゆうの物語 ~夜のとばりの中 その2

くまっ!何やら、めっきり小説らしきものが続きますが、しばし・・・最後の動画は、次にあげる予定です^^ じつは男性だっという過去をもつ「流し目のゆう」さん。そして、ログレスの終了とともに、男性に戻り、ゆうのログレスでの記憶はすべて消されてしまうという。 そんな折のログレス終了の夜、星の民に連れられてきた雪深き崖。そこから物語は続きます^^ ゆうの足の下の雪は、どのくらい高さで積もっているのだろう?沈んでいるのは、星の民が貸してくれた足袋のおかげで、ほんの10センチほどだ。 星の民に連れられてきた場所は、海のそばに切り立つ崖で、時折強い風が吹く。そのたびに、雪が宙に舞いあげられ、月灯りを映して、キラキラと降った。 * ゆうは、ゆっくり話したいと、辺りより雪で湿り切った木を集めた。その木がひざの高さくらいまでになると、星の民は、火の魔人「阿修羅」を召喚させた。ボッと、口から火を吐くと、木はあっという間に湿り気がなくなり、火が点き、目の高さまで炎があがる。都合よく持っていたござを広げると、そこに二人で腰を下ろした。 「なんでしょう? 聞いてほしいことって?」「うん・・・実は・・・」 ゆうは、この旅を終えると、ログレスでの記憶を失うこと、そして、自分は本当は男で、記憶と同時に男の体に戻ることを話した。「最初の頃は、頭も女性だったんだけどね・・・、すっかり男の思考になっちゃって・・・」星の民は目を丸くする。「・・・」しばしの沈黙の後、顔色に怒りを浮かべはじめ、下ろしていた腰を飛び上がらせ、怒鳴…

続きを読む